外構リフォームのタイミングはいつ?|素材別の耐用年数と劣化サイン、よくある事例を解説

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築20年を超えたあたりから

「駐車場のコンクリートにヒビが入ってきた」

「フェンスがグラついている気がする」といったお悩みが増えてきます。


外構は毎日目にするものの、建物本体のように「そろそろメンテナンス時期」と意識される

ことは少ないもの。


気づいたときには、かなり傷みが進んでいた…というケースも珍しくありません。


また、劣化だけでなく「子供が大きくなって自転車が増えた」「車を買い替えたらサイズが

合わなくなった」など、ライフスタイルの変化によって外構が使いづらくなることもありま

す。


この記事では、外構リフォームを検討すべきタイミングを「素材別の耐用年数」「劣化のサ

イン」「よくある事例」の3つの視点から解説します。


「うちもそろそろかな?」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。


外構の素材別・耐用年数の目安

外構に使われる素材には、それぞれ「このくらいは持つ」という耐用年数の目安がありま

す。


ただし、これはあくまで目安であり、設置環境やメンテナンス状況によって大きく変わ

ります。



※環境やメンテナンス状況によって前後します



こんな症状が出たらリフォームのサイン

耐用年数はあくまで目安。実際には、目に見える症状で判断することが大切です。


以下のような症状が出ていたら、リフォームを検討するタイミングです。


コンクリート・土間

ひび割れが最もわかりやすいサインです。


幅0.3mm以下の細いひび(ヘアークラック)であれば、すぐに問題になることは少ないですが、それ以上の幅があるひび割れは要注意。


内部の鉄筋まで水が浸透し、サビによる膨張でさらにひび割れが広がることがあります。


ひび割れ部分から茶色いサビ汁が出ている場合は、早めに対処した方がよいでしょう。


また、部分的な陥没や浮き上がりがある場合も、下地に問題が生じている可能性があります。


ブロック塀

ひび割れや欠け、傾きが見られたら要注意です。


表面にカビや苔が広がっている場合は、内部に水分が浸透している可能性も。築30年以上のブロック塀は、現在の建築基準を満たしていないケースもあり、地震時の倒壊リスクが指摘されています。


フェンス

支柱のグラつき、本体のサビや変形、開閉時の異音などが劣化のサインです。


特にスチール製フェンスはサビが進行しやすく、放置すると強度が落ちて倒れる危険もあります。


カーポート

支柱や梁のサビ、屋根材の変色・割れ、基礎部分のひび割れや陥没などが見られたら要注意

です。台風や積雪の際に被害を受けやすくなっている可能性があります。


ウッドデッキ

木材の色褪せや塗装の剥がれは初期の劣化サインです。


さらに進むと、木がブヨブヨと柔らかくなったり、歩いたときにグラつきを感じたりするようになります。この状態まで進むと、踏み抜きの危険があるため、早めの対応が必要です。


門扉

開閉時にギーギーと音がする、スムーズに動かない、傾いているといった症状があれば、蝶

番や本体の劣化が進んでいます。サビが広がっている場合は、見た目の問題だけでなく強度

にも影響します。


よくある外構リフォーム事例5選

ここからは、実際によくある外構リフォームのパターンを5つご紹介します。


「うちも似たような状況かも」と感じる方も多いのではないでしょうか。


事例①:車を買い替えたら、駐車場が狭くなった

お子さんが大きくなり、家族でのお出かけが増えたタイミングで、コンパクトカーからミニ

バンに乗り換えたAさんご家族。


ところが、新築時につくった駐車場ではミニバンだとサイズがギリギリ。


助手席側は植栽スペースとの間隔が狭く、ドアを大きく開けられないため、乗り降りのたびに窮屈な思いをしていました。


原因は、駐車場脇に植えたシンボルツリー。新築当時は「駐車場まわりにも緑が欲しい」と

植えたものの、成長後の大きさを考えずに品種を選んでしまったそうです。


年々枝が張り出し、今では車に覆いかぶさるほどに。落ち葉の掃除も大変で、「根もかなり張っていそうだし、自分で撤去するのは難しそう…」とずっと悩まれていました。


今回のリフォームでは、シンボルツリーを根元から撤去し、駐車スペースを拡張。


土間コンクリートで舗装し直し、ゆとりのある駐車場に生まれ変わりました。「乗り降りがラクになったし、落ち葉掃除からも解放された」とのお声をいただきました。


事例②:ウッドデッキがボロボロに…人工木デッキへ交換

築18年のBさん邸。新築時に設置した天然木のウッドデッキは、リビングから庭に出られ

る便利なスペースとして重宝していました。


しかし、ここ数年で木材の傷みが急速に進行。表面はささくれだち、一部は踏むとフカフカする状態に。お子さんが裸足で遊ぶには危険な状態でした。


原因は、塗装メンテナンスを数年サボってしまったこと。天然木は定期的な塗り直しが必要

ですが、忙しさもあって後回しにしているうちに、ここまで劣化が進んでしまったそうで

す。


今回のリフォームでは、メンテナンスの手間が少ない人工木デッキに交換。見た目は天然木

のような風合いを残しつつ、腐食やささくれの心配がなくなりました。


「これなら気兼ねなく子供を遊ばせられる」と喜んでいただけました。


事例③:古いブロック塀を撤去して、明るいフェンスに

築25年のCさん邸は、敷地をぐるりと囲む高さ1.8mほどのブロック塀が特徴的なお宅で

した。


プライバシーはしっかり守られていましたが、経年劣化でひび割れが目立ち始め、一

部は表面が剥がれ落ちている状態。


ご近所からも「地震のとき大丈夫?」と心配されることが増えていました。

また、高い塀に囲まれているため庭が薄暗く、圧迫感があるのも長年の悩みだったそうで

す。


ご相談いただいた際に、姫路市の「危険ブロック塀等撤去支援事業」についてもご案内しま

した。


通学路沿いや小学校から500m以内など、条件に該当すれば撤去費用の一部に補助金が使える可能性があります。


Cさん邸が対象になるかどうか、まずは市の窓口に確認してみることをおすすめしました。

今回のリフォームでは、ブロック塀を撤去し、アルミ製の目隠しフェンスに変更。


高さは1.5m 程度に抑え、スリット状のデザインを選ぶことで、プライバシーを確保しながらも風通しと明るさを確保しました。


「庭がこんなに明るくなるとは思わなかった」「地震の不安がなくなって安心」とのお声をいただきました。


事例④:子供の成長で自転車が増え、置き場がない

Dさんご家族は、小学生と中学生のお子さん2人がいる4人家族。


新築時は「庭で子供を遊ばせたい」と芝生スペースを広くとりましたが、今やお子さんたちは自転車通学の年齢に。気づけば自転車が3台に増えていました。


芝生の上に自転車を置くとタイヤ跡で芝が傷んでしまうため、置けるのは玄関ポーチの屋根

の下だけ。


3台を無理やり並べると出し入れのたびにほかの自転車を動かさなければならず、朝の忙しい時間帯はプチストレスになっていたそうです。

今回のリフォームでは、庭の一角を整備して駐輪スペースを新設。


サイクルポート(自転車用の屋根)も設置し、雨の日でも自転車が濡れない環境をつくりました。


コンクリート舗装にしたことで、芝生の傷みや雑草の手入れからも解放されています。


「子供が巣立ったら、ここをまた別の使い方に変えてもいいですね」とDさん。


ライフステージに合わせて外構を変えていくという発想も、リフォームならではの楽しみ方です。


事例⑤:親との同居をきっかけにバリアフリー化

E さんは、高齢のお母様と同居することになったのをきっかけに、外構の見直しを検討され

ました。


新築時に設置した玄関アプローチは、3段ほどの階段があるデザイン。


当時は見た目を重視して選びましたが、足腰が弱くなったお母様には段差がつらく、外出するのが億劫になりつつあるとのことでした。

今回のリフォームでは、階段部分をスロープに変更。手すりも設置し、車椅子でも通れる幅

を確保しました。


玄関ドアの前にはちょっとした踊り場スペースを設け、雨の日でも傘をさしやすいよう配慮しています。


「母が自分で外に出られるようになって、表情が明るくなった」とEさん。外構のバリア

フリー化は、見た目の変化は小さくても、暮らしの質を大きく変えるリフォームです。


古いブロック塀は要注意──補助金が使える場合も


2018 年の大阪府北部地震では、倒壊したブロック塀の下敷きになり、通行人が亡くなると

いう痛ましい事故がありました。これをきっかけに、全国の自治体で古いブロック塀の撤去

を促す動きが広がっています。


姫路市でも「危険ブロック塀等撤去支援事業」として、条件を満たすブロック塀の撤去費用

の一部を補助する制度があります。


【主な対象条件】

・個人住宅に付属するブロック塀であること

・姫路市立小学校が定める通学路に面している、または小学校から500m以内の道路等に

面していること

・塀の高さが60cmを超え、点検基準を満たしていないこと


【補助金額】

撤去費用の2/3以内(上限20万円)

※門扉・門柱の撤去費用や、新しいフェンスの設置費用は対象外です。


【注意点】

この補助金制度は毎年度実施されるとは限らず、予算枠に達した時点で受付終了となりま

す。


「該当するかも?」と思ったら、早めに確認しておくことをおすすめします。


詳しい条件や申請方法については、姫路市の公式ページをご確認ください。

▶ 姫路市「危険なブロック塀等の撤去費を補助します」


まとめ

外構は、築20年を目安に一度点検してみることをおすすめします。素材ごとの耐用年数を

知っておくと、「そろそろかな」という判断がしやすくなります。


また、劣化だけでなく、家族構成や車の変化によって「今の外構が使いづらい」と感じたと

きも、リフォームのタイミングです。


アンドガーデンでは、劣化の状況やご家族のライフスタイルに合わせた外構リフォームをご提案

しています。「まずは今の状態を見てほしい」という方も、お気軽にご相談ください。現地

調査・お見積もりは無料で承っております。