1. はじめに
住宅にドッグランを作るなら、フェンス選びはとても重要です。
「安全性」「デザイン性」「耐久性」のすべてを満たすことで、愛犬が快適に過ごせるだけでなく、お庭全体の美観も格上げされます。
この記事では、ワンちゃんも安心して過ごせる高級感のあるドッグランフェンスの設置アイデアを詳しく解説します!
2. ドッグランフェンスの役割と重要性
ドッグランにフェンスを設置する目的は主に以下の3つです。
🐾 1.安全確保
1番の目的はワンちゃんの飛び出しや、外部からの侵入を防ぎ、ワンちゃんも飼い主さんも
安心・安全な空間を作ることです。
🐾 2.プライバシー確保
隣家や道路からの視線を遮り、愛犬も飼い主もリラックスできる空間を作ります。
🐾 3.美観の向上 ←今回はここを重視して解説します!
フェンスのデザインや素材次第で、ドッグランの印象は大きく変わります。
せっかく理想のドッグランを作ったのに、「なんだかイメージと違う…💦」
とならないよう、本来の安心・安全面は確保しつつ、
より高級感のある庭づくりのポイントを押さえていきましょう!
3. ドッグランフェンスの素材選び
フェンスの素材によって、デザイン性やメンテナンス性が大きく変わります。
まずは建物や外構イメージにどんなフェンスが合うのか、代表的なフェンス素材を紹介します。
① アルミフェンス(スタイリッシュ&高耐久)

✅ サビに強く、お手入れが簡単
✅ モダンなデザインが高級感を演出
✅ ルーバー・横スリットタイプなら風通しと目隠しを両立
〈参考価格帯〉
🐾アルミカラー(ブラック・ブラウン・シルバー・ステン・ホワイト等)
100㎝;8700円/m~ 120㎝;10.000円/m~ 140㎝;20.000円/m~ 160㎝;25.500円/m~
🐾木目×アルミカラー
100㎝;10.700円/m~ 120㎝;13.200円/m~ 140㎝;26.500円/m~ 160㎝;31.000円/m~
※別途、施工費がプラスになります。
💡 おすすめの住宅スタイル:モダン・シンプル・スタイリッシュな邸宅
② 樹脂製フェンス(メンテナンスフリー&高耐久)

✅ 天然木の風合いを再現しつつ、耐久性が高い
✅ 塗装や防腐処理が不要でお手入れがラク
✅ カラーやデザインのバリエーションが豊富
〈参考価格帯〉
🐾樹脂フェンスカラー
100㎝;11.500円/m~ 120㎝;13.700円/m~ 140㎝;16.500円/m~ 160㎝;18.500円/m~
※別途、施工費・基礎工事費等がプラスになります。(アルミフェンスに比べて1枚毎に
貼り付ける施工方法の為施工費は若干高くなります)
💡 おすすめの住宅スタイル:どんなテイストにも合わせやすい
③ アメリカンフェンス(ヴィンテージ&カジュアル)

✅ ワイルドで無骨なデザインが特徴的
✅ メッシュ構造で視界を遮らず、開放的な雰囲気を演出
✅ 亜鉛メッキ加工が施されているものが多く、耐久性・防錆性に優れる
〈参考価格帯〉
120㎝;19.000円/m~ 150㎝;22.000円/m~ 180㎝;25.000円/m~
※別途、施工費・基礎工事費等がプラスになります。
💡 おすすめの住宅スタイル:ヴィンテージ・インダストリアル・カリフォルニアスタイル
④ スチールフェンス(ナチュラル&万能)

✅ シンプルなデザインでどんなテイストの庭にも馴染む
✅ 比較的リーズナブルでコストパフォーマンスが高い
✅ ワイヤーメッシュタイプなら視界を遮らず、開放感をキープ
〈参考価格帯〉
100㎝;6.200円/m~ 120㎝;6.900円/m~ 150㎝;8.100円/m~ 180㎝;10.600円/m~
※別途、施工費・基礎工事費等がプラスになります。
💡 おすすめの住宅スタイル:ナチュラル・シンプル・カジュアルな邸宅
4. フェンスの高さと安全対策
フェンスの高さはワンちゃんの種類によって異なります。
以下を目安に選ぶと、安全性が確保できます。

💡 ポイント
✅ ジャンプ対策:運動量の多い犬種は特に高さを確保
✅ 隙間対策:小型犬はフェンスの隙間に注意(幅5cm以下が理想)
✅ 地面との隙間対策:ワンちゃんが掘って逃げないように防止策を
砂利や土だと掘ってしまいがち・・・景観面・安全面含め人工芝がおすすめ!
〈ブロック+フェンス〉で強度とデザイン性をアップ!
ブロックとフェンスを組み合わせることで、耐久性を高めながら高級感のある仕上がりに。重厚感や統一感を演出できるため、デザイン性にもこだわりたい方におすすめです。
✅参考価格
・普通ブロック 7.000円/㎡~
・化粧ブロック 13.000円/㎡~
※別途、基礎工事・土工事などの費用がかかります。
用途・デザイン・予算に合わせて、理想のドッグランフェンスを選びましょう!
5. 高級感を演出するデザインのポイント
フェンスは、機能面だけでなくデザイン性にもこだわることで、お庭全体の印象が変わります。
① フェンスのカラー選び
フェンスの色によって、ドッグランやお庭の印象は大きく変わります。
デザイン性だけでなく、住宅の外観や雰囲気にマッチするカラーを選ぶことが大切です。

✅ ブラック・ダークグレー(モダン&クール)
洗練された印象で、スタイリッシュな住宅にぴったり!2024年に追加された
**LIXILの「ダスクグレー」**など、トレンドカラーを取り入れるのもおすすめ。
✅ ブラウン・ダークウッド(ナチュラル&上品)
自然な温もりが感じられ、どんなテイストの外構にも馴染みやすい万能カラー。
和モダンやナチュラルテイストの庭とも相性◎
✅ ホワイト・アイボリー(エレガント&明るい印象)
上品で清潔感があり、南欧風やクラシックな住宅にぴったり。
フェンスを明るい色にすることで、開放感のある空間を演出できます。
💡 フェンスのカラーひとつで、外構全体の高級感がグッと引き立ちます。住宅の雰囲気や理想のドッグランに合わせて、ベストなカラーを選びましょう◎
② 透け感のバランス
フェンスのデザインにおいて「どの程度の透け感にするか」は、プライバシーやデザイン性を左右する重要なポイント。ライフスタイルやお庭の雰囲気に合わせて選びましょう!

✅ 完全目隠しタイプ(プライベート感を重視)
外からの視線を完全にシャットアウトし、プライベート空間を確保。
アルミフェンスや樹脂フェンスのボードタイプも人気。
✅ ルーバータイプ(程よい目隠し&風通し)
風通しを確保しつつ、視線をやわらかく遮るデザイン。
アルミルーバーフェンスなら、モダンで高級感のある仕上がりに。
✅ 格子タイプ(開放感&デザイン性)
圧迫感を抑え、外構全体を軽やかに演出。
メッシュフェンスやアメリカンフェンスなど、スタイリッシュな雰囲気にも◎。
💡フェンスの透け感を上手にコントロールして、愛犬と快適に過ごせる理想のドッグランを作りましょう!
③ 照明を取り入れる
フェンスのデザインだけでなく、照明を取り入れることで高級感や実用性がさらにアップ! 夜でもおしゃれで安心な空間を演出できます。

✅ フェンスの周りに間接照明やスポットライトを設置すると、高級感がグッとアップ!
フェンスの足元にLEDライトを埋め込むと、洗練された雰囲気に。
建築デザインと調和したラグジュアリーな空間に仕上がります。
✅ 夜でも愛犬が安全に遊べる空間に
足元を優しく照らすライトを設置すると、暗くなってもワンちゃんが安心して走り
回れる環境に。防犯面でも効果的です!
💡フェンス×照明の組み合わせで、昼も夜も美しく映える理想のドッグランをつくりましょう!
6. まとめ
愛犬の安全性と高級感を両立させたドッグランフェンスを選ぶには、
✅ 素材の選び方(アルミ・ウッド・樹脂・メッシュ)
✅ 高さの選定(犬種ごとに適切なサイズを確保)
✅ デザインの工夫(カラー・透け感・照明)
が重要です。
フェンスを工夫することで、愛犬が快適に遊べるだけでなく、お庭全体の美観や価値も向上します。
ぜひ、あなたの理想のドッグランづくりの参考にしてください!

