外構の見積もりをするタイミングは?いつまでに決めたらいい?

New

外構の見積もりはいつするべき?【結論:事前審査の段階】


家を建てるとき、つい外構は後回しになりがちです。


いざ、考えようとすると外構ってどのタイミングで見積もりをとるべきなんだろうと疑問に思いますよね。


実は、外構の見積もりをするのは「住宅ローンの事前審査の段階」がベストタイミングなんです。


これを逃すと、あとで「お金が足りない」「ローンに組み込めない」という状況になりかね

ません。


最近、コンクリートや資材の価格が高騰していますが、古い感覚の営業マンだと「外構?

100 万円もあれば十分でしょ」と思っていることがまだまだ多いのが現状。


10 年前ならそれで足りたかもしれませんが、今は全く違います。


この記事では、姫路市近郊で多くの外構を手掛ける専門家として最適なタイミングと失敗しない進め方をチェックリスト付きで解説します。


外構費用の目安と予算配分


まず、現実的な外構費用を把握しておきましょう。


外構費用の目安(2025年時点)

• シンプル外構(駐車場・門柱など最小限)…100〜150万円

• 標準的な外構(駐車場2台・フェンス・植栽)…200〜300万円

• デザイン性重視(植栽・照明・アプローチこだわり設計)…300万円以上


例えば総予算が4,000万円なら、建物3,400万円・外構300万円・諸費用300万円という

配分が現実的です。


予算確保は住宅ローン事前審査の段階で

住宅ローンの事前審査(仮審査)の段階で、総予算から外構分を先に引いておきましょう。


事前審査の段階で外構予算を確保しないと、建物のオプションに次々と予算を使い、気づい

たら外構予算が50〜100万円しか残っていない...という事態になります。


なぜ本審査後では遅いのか


住宅ローンの流れを理解しておきましょう。


• 事前審査:融資上限の目安が出る → 外構費を含めた総予算を決める

• 本審査:借入額が実質的に確定

• 金消契約:ここを過ぎると増額はほぼ不可能


さらに重要なのが、金融機関によっては外構費用を住宅ローンに含めることができないケ

ースもあること。


「建物と土地だけ」がローンの対象で、外構は別途自己資金が必要な場合もあります。


本審査通過後に金額変更となるとこれまでの処理がやり直しになるのでそれまでに余裕をもって見積もりするようにしましょう。


やってはいけないNG行動


  1. 建物が完成してから慌てて見積もりを取る
  2. ローンの本審査が通った後に外構費を追加しようとする
  3. ハウスメーカーの言葉を信じて外構を"後回し"にする


ハウスメーカーに伝えるべきこと


ハウスメーカーと建物の見積もりを詰める段階で、「外構に300万円は確保したいです」

具体的な金額を伝えるようにしましょう。


ハウスメーカーは建物の利益を最優先します。

「外構は後からでも大丈夫」


「まずは建物を良いものに」


という言葉に流されると、建物に予算を使い切ってしまいます。


最初の段階で外構予算を明言することが大切です。


外構業者を探すベストタイミング


外構業者を探し始めるベストタイミングは、建物の間取りが確定した直後です。


この時期なら建物の配置・高さが決まっており、駐車場や給排水の位置を建物側と調整でき

ます。


建物完成後や引き渡し後に慌てて探すのはNGです。


信頼できる外構業者の見極め方


外構選びで大切なのは安さより信頼性です。


外構は10年、20年付き合うもの。


経年劣化や植栽の手入れ、トラブル時の対応を考えると、長く付き合える業者を選ぶことが重要です。


2〜3社話して相性の良い業者を見極めるという視点を持ちましょう。


見るべきポイント

• 施工事例が自分の好みと合うか

• 質問への回答が丁寧で具体的か

• デメリットもちゃんと説明してくれるか

• 地域密着で長く営業しているか

こんな業者は要注意

• やたら即決を迫ってくる

• 見積もりの内訳が曖昧

• 良いことしか言わない


ハウスメーカー提携業者について

ハウスメーカーから外構業者をおすすめされることがあるかと思います。


費用面だけ見るとハウスメーカー提携の外構業者は、マージンが上乗せされて割高になりがちです。


ただし、そのハウスメーカーとの連携での施工経験が豊富というメリットもあります。


外構を考える際は、提携業者だけで決めず、他の業者も検討してから判断しましょう。


外構で失敗しないためのチェックリスト


住宅ローン事前審査の段階

□総予算から外構費(300万円程度)を先に引く

□ 建物予算 = 総予算 − 外構予算 − 諸費用


ハウスメーカーとの打ち合わせ

□ 「外構に300万円は確保したいです」と明言

□ 「外構は後からでいい」という言葉に流されない


建物の間取り確定後

□ 外構業者を探し始める

□ 2〜3社話して相性を確認


本審査前

□ 外構予算が確保されているか最終確認

□ 金融機関が外構費をローンに含められるか確認




アンドガーデンにご相談ください

「どのタイミングで外構の見積もりを取ればいいのかわからない...」

「予算配分を今からでも見直したい...」


そんな方は、私たちアンドガーデンにご相談ください。


2,000 件以上の外構工事を手がけてきた実績があり、多くのハウスメーカーからもご紹介を

いただいています。


ハウスメーカーごとの特徴や、建物との調和を考えた外構づくりを得意としてます。


建築段階から外構計画を立てることで、ムダなく・理想の外構を実現できます。

お気軽にお問い合わせください。